荒ぶる全訳注.事態をドラマチックに転倒して読むその語り口が大変好み.
雨月ってほんとにこんな話なのか? と迷うほどの饒舌な訳注釈であるが,セイゴオ先生による「『雨月物語』はどう読もうとおもしろいが、」という一文をみるに,雨月はその読まれ方においても伝奇的であるのかもしれない.
雨月物語も天沢退二郎が選んだ10冊の1つということで読んでいるため,今木さんとは偶然ネタが被った.爽子ちゃんのように浮かれて言うならば「シンクロ!」である.以上,全読破していないが被っているうちに書き残しておきたい.
疏水太郎